ししんせいしん

すきなこと

ジョーダンバットが鳴っている

最終回「ジョーダンバットが鳴っている」

えっ


えっ?????
最終回??????

いやあ、びっくりした。

まじかよ(頭抱え)

私は戸塚さんの連載が始まるまで、そもそも「ダ・ヴィンチってなに?」って感じだった。
雑誌と知って、本屋に行っても売り場がどこなのかもわからない。
あちこちうろうろ徘徊してみたら、普段立ち入らないコーナーに平積みされていました。
これがダ・ヴィンチかと。
連載の「第1回」の文字を見て「ああ、連載だ…連載始まった…」とニヤニヤした記憶があります。
ちなみに私は戸塚担ではなく、河合担です。

特に印象に残っているものの感想を、少しだけ。

<第3回「Mステ事件」>
あの「Mステ事件」が起こるまでの経緯と、後日談。
これを読んで、A.B.C-ZというグループがA.B.C-Zのままでいられる理由を、改めて知ったような気がします。
戸塚さんからの謝罪に返信された河合くんのメール…戸塚さんに感情移入しまくってた私はボロボロ泣きながら読みました。
「はじまりの音」や「ドラマ」の歌詞を思い出して、また泣きました。
ふみとつの目が合わない芸も、普段こういうやりとりをする仲だからこそ起こるのかなって。
ゼロ距離にいる仲間なんだけど、そのゼロの中に独特の距離を持つシンメ、ふみとつ…

<第5回~第6回「伊坂幸太郎さんのこと」>
ありのままの戸塚さんを見ているようでした。
コレだと決めた1つのものを好きでい続ける、まさにザ・戸塚祥太スタイル。
私たちジャニオタが戸塚さんやA.B.C-Zを好きでいるスタイルと全く一緒。ディスイズオタク。
伊坂さんとの電話で「砂漠の北村役を是非やらせてほしい」とか言っちゃう気持ち、めっちゃわかる。
私も「A.B.C-Zのバックにつかせてください」って言いたい。
てぃんくるコン仙台で伊坂さんと初対面したときの話なんて、ほんと笑ってしまう。
緊張とテンションの限界メーターふりきっちゃってる。
文章の雰囲気も、どちらかというとジャニウェブで連載しているえび☆ブロ寄りで、見ていて笑顔になってしまいました。

<第20回「A.B.C-Z Early summer concert」>
だいぶ飛んでしまいましたが…(笑)これは、コンサートができあがるまでと、オーラスの大阪公演の話。
振り付けを考える五関様がいかに大変で、それをこなす五関様がいかに格好良いか。
通常「表」にならないところを、わりと表に出してきてくれるA.B.C-Zですが(笑)、それは何かの特典としてついているものだったりするわけで。A.B.C-Zファン以外の人も手に取ったり目にする場所に、こうして戸塚さんの言葉で残してくれてとても嬉しかった。
他担さんやまだA.B.C-Zを知って間もない人には誤解されがちな河五コンビのことも書かれていました。
お客様により良いものを…という意識が特に高い河合くんを理解しているから、何を言われても、何度でも、河合くんと一緒に戦ってくれる五関様。五関ならもっとできる…と信じているからこそ、難しい注文をしている河合くん。
河合くんは五関くんに対して冷たくない!?あたり強くない!?とちょっと不安に思っている方も、これを見たらあれがただの河五芸なのをわかっていただけるはずです。
きっとふみとつとはまた温度の違う、仲良し河五コンビにじんわりするはずです。
コンサートのオールラスト公演で、大阪城ホールに湧き上がった拍手についても。
誰からともなく起こり、強制されるわけでもなく、気づけば会場に満ちていた拍手。
あちこちから「ありがとう」「お疲れ様」の声もきこえてきて、それはA.B.C-Zに向けた言葉でもあり、隣近所にいたファン同士で交わされていた言葉でもありました。
みんなが「A.B.C-Zお疲れ様、ありがとう、おめでとう」という気持ちがあったから、起こった拍手だったと思う。
あれは、私もファンとしてとても居心地が良かった。
しかも大阪城ホールA.B.C-Zのコンサートをやるのはこれが初めて。思い出の公演になりました。
この拍手がA.B.C-Zに届いてるといいなとは思っていたけど、確認する術は当然なく…
そして、大阪公演が終わってから何十日も経った後に戸塚さんから知らされる「メンバー全員で聞いてたよ」。
メンバーに聞こえていたのも嬉しかったし、しかもちゃんとあの拍手にこめた思いがきちんと正しく伝わっていて、めちゃくちゃ感動した。
A.B.C-Zが気になっている人、ファンになろうか迷っている人には、是非バックナンバーを取り寄せてこの連載を読んでみてもらいたい。(バックナンバーまだあるかわからないけど)


…本当はもっと色々書きたいんですけど、全部書こうとすると文字数がえらいことになりそうなので、感想はこのへんで。

アイドルっていうのは、私にとって、現実世界に生きている人というよりは、異次元の住人のようなイメージ。
この連載を読んでいると、そんなイメージのままの戸塚さんも、現実世界に生きている一人の男性の戸塚さんも見れて、とても楽しかったなあ。
上記を読んでもらったら何となくわかっていただけるでしょうが、この連載は、私たちえび担にとって本当に有難いものでした。
私たちファンが知りたくても知れなかったことを、この連載でたくさん教えてもらいました。
これらを書こうと思ってくれた戸塚さんと、それをより良い文章にして掲載しようと思ってくださった編集さんには、感謝してもしきれない。
戸塚さんは文を書く仕事をメインにしている人ではないし、しかもアイドルという先の予定が見えにくいアイドルだから、そんな人の月刊連載を担当するのはとても大変なんだろうなあ、と…
最終回を読んで、コンサートや舞台、映画、番組収録の合間に原稿を仕上げる戸塚さんはすごいと思ったけど、それはきっと親身になってサポートしてくださったダ・ヴィンチの編集の皆様のおかげでもあると思ってます。
戸塚さんと編集さんが生んだこの連載が、一冊の本になったらいいのに。
そうなったら絶対手に入れて、大事に読み返そうと思う。

戸塚さん、担当さん、ジョーダンバットが鳴っているに関わってくださったみなさま。
ここまで連載を続けてくださって、本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

またいつか戸塚さんが書きたいと思ったとき、戻ってくる場所が「ジョーダンバットが鳴っている」でありますように。